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酵素は単にダイエットにい良い、だけの成分ではありません。 |
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酵素とは、生物が生きていく上で行う、消化、吸収、細胞の形成、免疫力、自然治癒力、筋肉を動かす、
排泄、新陳代謝、思考など、ほぼ全ての「生命活動」に関わる非常に重要な働きを担っている「物質(たんぱく質)」です。
大きくは体内で分泌される「体内酵素」と、食物として外部から取り入れる「食物酵素」に分けられます。
そして体内酵素は「@消化酵素」と「A代謝酵素」に分けられます。 |
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「酵素」は1種類ではなく約3000種類あり、それぞれが1つの仕事しかしません。 |
酵素は、種類に応じて種々の化合物の分解や合成などを行います。
その役割は3000種類あり、細かい役割をいうと、脂質分解を行う酵素(中性脂肪の消化)、 体内脂質輸送する酵素、
薬物や過酸化水素〈活性酸素の生成物の一つ〉を分解する酵素、 DNAの複成や修復を行う酵素、そして「SOD酵素」という、酸化の原因となる活性酸素を抑制する特別な酵素など数え切れない程あります。
ほうれん草からDHAを摂るには?他にも、例えば今話題のオメガ3とう必須脂肪酸であるDHAやEPAは、青魚からだけでなく、αリノレン酸という成分を摂取すれば、体内でDHAやEPAにかわります。
αリノレン酸は、亜麻やエゴマ、野菜、豆からでも摂取できます。しかし、体内に取り込まれたαリノレン酸は、酵素による活性が行われてDHAやEPAに変わってくれるので、この酵素がなければ変化してくれません!
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体内にその酵素がない方の場合、DHAやEPAを豊富に含んだ魚から直接摂取するしかないのです。 せっかく質の良いものを選んで食べても、酵素が無ければ体内でよい効果をもたらしてくれない可能性があるのです。
だから、酵素はわたし達が健康に生きるためには、まず最初に必要な基礎的な成分であり、また最も重要な成分ともいえる訳です。
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そこで約3000種類ある酵素のほとんどの種類を作り出す「麹菌」の出番!
体に酵素を取り入れる場合、1種類だと1つの仕事しかしてくれませんので、複数種類の酵素を取り入れ様々な体に良い仕事をしてもらう必要があります。その為、約3000種類ある酵素のほとんどの種類を作り出すと言われる「酵素の宝庫」と言われる麹菌です。「酵素といえば、麹」という程で、作り出す酵素種類の豊富さも含め「麹由来の酵素」が最強と言われています。
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@ 消化酵素とは? |
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消化は腸が行っている訳ではありません。 |
消化は腸の役割とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの酵素が行っています。 この消化の役割こそが、酵素の一番目立った仕事内容であり、食べ物を消化し、必要な栄養素を取り込むために使われるものです。
ご飯などに含まれるでんぷんを分解するのはアミラーゼ、肉などのたんぱく質の分解はプロテアーゼ、脂肪の分解にはリパーゼという酵素が働きます。
そして、分解された栄養素は腸で吸収され、身体中に行き渡るのです。
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A 代謝酵素とは? |
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消化酵素を節約し、代謝に使う事が重要。 |
体内にある酵素はまず、「消化・分解・吸収」の役割を優先して消費されます。
そして残った酵素は「消化・分解・吸収」以外の筋肉運動、内臓の働き、骨の形成、呼吸、脳の活動、解毒や排泄、肌の新陳代謝、自然治癒力など、全ての生命活動に「代謝酵素」として働いています。
この代謝が正常に機能すれば身体には老廃物は溜まらず、新陳代謝も活性で、見た目も中身も若々しくいられるのです。
逆に、酵素が残っておらず、代謝機能にまわらないと体は弱っていきます。
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酵素の大きな役割とは? |
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5大栄養素以上に大切な物が酵素。
なぜならば食べた物を消化・吸収するばかりでなく、呼吸、筋肉運動、悩の活動、自然治癒力、これらの重要な働きを担ってくれているのが実は酵素だからです。
もし、様々な酵素の働きがなければ人間も動物も生きる事はできないのです。
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ビタミン・ミネラルは補酵素と呼ばれ、その名の通り酵素を補うものです。
サプリメントでビタミンを摂取しているのに今ひとつ効果を感じられない場合、それは酵素不足や酵素機能が弱っている事が考えられます。
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血液中にはさまざまな酵素が存在しています。
普段は反発しあってサラサラに流れる赤血球も、くっついてしまうことがあるのです。これがどろどろ血液状態で、血液に入り込んだ動物性たんぱく質を酵素が分解してくれるので
す。
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酵素の弱点 |
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酵素の弱点は、加熱した野菜や食物から摂取できないこと。 |
「酵素」は、健康維持や美容のために非常に大切ですが、高温(加熱)、胃酸、高アルカリの条件下では壊れてしまうのです。調理された野菜などから酵素は摂取できないのです。
つまり「生きた酵素」でなければその効果は発揮されません。
余り量が食べられない方、極力体を温めたいので生のものを召し上がる事に抵抗がある方はサプリメントでの酵素摂取が望ましいと言えます。
酵母菌や麹菌は体内に入ると、発酵の過程で熱や酸に強く生きたまま腸に届く酵素を大量に生成します。このように熱処理されていない「酵母・麹由来」の酵素の摂取がベストと言えます。
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体内酵素量は70歳で若い時の1/5に減少してしまいます |
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50歳あたりより急激に体内酵素量が減少します。 |
右の表をご覧頂くとわかりますが、50歳あたりから急激に減少する時期に重なり、痩せにくいだけでなく、様々な病気が発症してくる時期でもあります。
酵素不足の原因として@加齢、A病気、B食べ過ぎ、Cそして加熱調理されたものばかり食べること、が挙げられます。
実は、体内酵素というものは遺伝子により一生のうち作られる量に個人差があり、またその量も決まっていて限界があります。
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原則、酵素は消化・吸収を優先して機能させます。 |
しかし消化に負担のものを食べ過ぎた場合、消化に酵素を多く消耗してしまい代謝機能に酵素が行き届かない事で解毒、自然治癒、免疫効果にその効果を発揮できなくなってしまい、ついに50歳あたりの体内酵素量では病気などから体を守る事ができなくなってしまうのです。
常に食べ物やサプリメントなどで外部から酵素を取り入れ一定量が体内にあれば、胃腸を丈夫にし、新陳代謝や身体全体の代謝力があがり、太りにくく、病気にもなりにくい、若々しい身体になるのです。
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草食動物は何故、「生の草だけ」で生きていけるのか? |
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草食動物のあれほどの筋肉量も、酵素のパワーが関係しています。 |
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例えば、馬、サイ、水牛、ゾウなどかなり筋肉隆々ですが、草食動物はその名のとおり、生の植物だけを食べる動物ですが、草だけで生きていける秘密、実はこれにも大きく酵素の働きが関わっています。
動物は体内にたんぱく質やでんぷんを分解する酵素を持ち、更に筋肉を作るアミノ酸や様々な働きを持つ酵素は草からも吸収されるので、生きた植物だけで三大
栄養素をうまく摂取し、たくましい筋肉ができるのです。
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