 |
生活習慣病になるか、ならないかは今からの自分次第。 |
わたし達が最も注意しなければならない、また未然に防ぐ事ができる「生活習慣病」は血液との関係が切ってもきれません。
生活習慣病とは、偏った食生活、運動不足、ストレス、喫煙習慣など、好ましくない毎日生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気をさします。
|
病気は血液の汚れ、血流障害がほとんど起因しています。 |
3大疾患といわれているのが、糖尿病、脂質異常症、高血圧。
このほか、大腸がん、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、腎臓病などがあります。
ほとんどの生活習慣病は、自覚症状がなく、相当の年数を経てから病状が現われるのが特徴です。
そして、生活習慣病の予防の秘訣は、血液の循環をよくすること。
なぜならば、全て血液が汚れ、血流が悪くなり、血管がもろくなり、酸素や栄養素を乗せた血液が各臓器に巡らなくなり、発症します。
血液は今から綺麗にできます。
では、汚れてしまった血液を綺麗に戻す方法、生活習慣とは何でしょうか。 汚れを取り、いつまでも若々しくいるための6つの法則をご説明します。
|
|
|
 |
 |
@まず、最善の方法は腸内環境を整えること |
 |
 |
栄養素も、毒も、コレステロールも、全て腸から血液に入っていきます。 |
 |
良いサプリメントも、腸が汚れていたら意味がない! |
腸内では栄養の吸収が行われ、また腸内環境は免疫系との関わりが深いといわれています。食物やサプリメントでせっかくよい栄養素をとっても、腸内が腐敗していたら、それの吸収はされず全く意味がなくなります。
|
腸内に善玉菌を増やす=免疫力があがる、という事です!
日本人の大腸の長さの平均は1.6メートルで、その腸内には500兆〜1000兆の細菌がいます。その細菌たちの重さはなんと1.5キロほどといわれています。
この細菌が善玉菌と悪玉菌に分かれ、常に腸内で勢力争いを起こしています。
腸内の腐敗の抑制する善玉菌より、悪玉菌の数が優位にたつと、便秘になったり、体調は崩れ病気にかかりやすくなったりします。
腸内の悪玉菌を増やさないよう保つ食生活によって、初めて消化、吸収、排泄がスムーズに行われます
|
|
|
 |
腸内の腐敗=便秘が血液を汚す!
取り込んだ食べ物や栄養素は全て吸収される訳ではなく、腸内で「発酵」もしくは「腐敗」に分かれます。
腸内では消化されない食べ物のカスを悪玉菌が腐敗させます。
腸内で便や未消化の食べ物が腐敗している状態、これが便秘です。
この腐敗有毒ガスや有毒物質が大量に発生し、それが腸内の壁から吸収されて肝臓に負担をかけます。
その影響をうけ、体の解毒作用の役割を持つ、肝臓機能が低下し体に毒素もどんどんたまったままになります。そして大腸の粘膜から血中に入り血液を汚します。
さらに最初にその人の生まれつき1番弱い臓器や組織が刺激を受け、これが様々な炎症や病気の発生原因となったり、がん細胞を作り出すと考えられます。
逆に腸内の腐敗を防ぐと血液の汚れはとれます。
|
|
 |
 |
 |
A入浴や運動で汗をかき、体内にたまった毒素を排出 |
 |
水を沢山飲み、血液の濃度を薄め、体外に排出! |
血液の汚れや、体内の毒素は「排出」させるしかありません。 体の毒素の75%は便から排出され、それ以外は尿、発汗からとなりますので、意識して水を沢山のみ利尿作用も高め、体外に排出させましょう。
|
汗をかく事で毒素が排出され、細胞がよみがえります。 |
入浴自体が体温を上昇させるため、血管が広がり血流がよくなります。
クーラーのきいた部屋に長時間いたり、冷え性の方は汗腺も皮脂腺も閉じて汗がでにくくなっていますので、お風呂で汗腺などをひらいてあげることが必要です。
|
水分補給しないサウナは非常に危険! |
水分の補給せずサウナで大量に発汗した場合、ドロドロ血液の濃度が高まり、急に脳梗塞や心筋梗塞を招くリスクが高まるので要注意です。
|
|
 |
<効果的な入浴方法>
熱すぎないお風呂(37〜38度)につかると、大量の汗がでてきますが、最初にでてくる汗は水分主体の汗です。
更にじっくり体を温めると、皮脂腺が活性化し、脂汗がでてきます。この脂を含んだ汗は、細胞内に蓄積している、水銀、ダイオキシン、ひそ、重金属などの化学物質や有害物質などの毒がふくまれています。
この毒素を汗とともに排出することで、老廃物の排出が促され、血液が綺麗になり、細胞がよみがえります。
発汗作用で新陳代謝が活発化しますので免疫力の高い血液に生まれ変わります。
|
|
|
 |
<運動> |
運動は筋肉の動きとともに動脈や静脈の血流が促進されます。
また筋肉が収縮、弛緩すると同時に、血管も同時にポンプ作用で血液が押し出されたりして、血液の循環がよくなり老廃物も押し流されます。
|
|
夏休みの子供たちだけのものではありません! 毎朝の「ラジオ体操」は本当に短時間なのに、ストレッチから骨格筋を鍛える全身運動がまとめられていて効果的です。継続することで、血行が良くなり綺麗な血液を作ることができます。 NHKでも毎日「みんなの体操」という番組でテレビ体操を行っています。外にでてジョギングはちょっと・・・とおっしゃる方はまずご自宅でやってみましょう!
|
|
 |
B冷えを解消する |
 |
冷えとは、なんらか原因で血流が悪くなり体温が下がった状態を指します。 |
実は全身をめぐる血液は酸素や栄養素を運ぶだけでなく、「体内の体温調節」という役割も担っています。
血管が細くなり血流が細かい部分(手足の先が冷たくなる等)まで届かないとします。これが冷えの原因で、血液は栄養素を運ぶだけでなく、温度コントロールも行っているわけです。
|
冷たい=固まりやすいという事で、血管内が血液の固まって動きが鈍くなるとすれば、心臓、脳にとっても非常に危険な病気リスクが高まるわけで、「たかが冷え」とはいえません。
更に血流が滞ると、温度によって左右される代謝系や免疫系の機能も低下してしまいます。
|
|
|
 |
C脂質、たんぱく質を過剰に摂取しない |
 |
脂質、コレステロール、中性脂肪がいっぱいになった状態がドロドロ血液です。 |
 |
|
肉、卵、乳製品に代表される「動物性食品」の食べすぎが血液を汚す原因です。
脂質やたんぱく質の過剰摂取は赤血球に毒素や老廃物が蓄積し、膨張して血管の中を通れなくなり細胞に栄養素や酸素が運ばれなくなります。
またたんぱく質の過剰摂取と糖が結びつくと、老化の原因「糖化」を引き起こします。
つまり、血液が流れが悪く、滞っている状態です。血液が滞ると、温度によって代謝系、免疫系の機能が鈍ります。つまり、「停滞」、そこから何かトラブルが発生していきます。
|
|
 |
脂質異常症(旧:高脂血症)とは? |
血液内の悪玉コレステロールや中性脂肪が増えすぎたり、善玉コレステロールがすくなくなってしまった状態をさします。 30代以上の男性、50代以上の女性の半分が脂質異常症といわれ、外食の多いサラリーマンに多いとされていますが、最近ではそれが子供にも傾向が広がっています。
過剰なコレステロールなどにより血管内に血栓ができ、血流が悪くなりますので、更に強い力で血液を押し流す事が必要となり、結果的に血圧も上昇させてしまいます。
|
|
|
何故、脂質異常症になるのか? |
原因の9割は好ましくない生活習慣の積み重ね、中でも「食生活」の乱れです。
(※残りの1割は遺伝性のものや、その他の病気、薬の副作用など) 原因としては・・・
|
|
|
何故、脂質異常症が危険なのか?血栓ができると血管は弾力を失い、もろくなり、そして血液の流れが悪くなると、脳梗塞、心筋梗塞、脳出血、クモ膜下出血などを引き起こしていくからです。
脳梗塞によって認知症など、様々な辛い症状を発症します。
これに運動不足、ストレス、喫煙習慣に加わると、この血管がもろくなる「動脈硬化」最速コースです。
|
悪玉コレステロールを排出する役割の善玉コレステロール細胞内にある不要なコレステロールを一緒に外に排出してくれるのが善玉コレステロールです。この善玉が減っていくと、悪玉コレステロールがどんどん蓄積されます。
血液検査で「総コレステロール」の値だけを見るのではなく、善玉と悪玉の増減を確認するようにしていきましょう。
|
|
 |
D体に化学薬品(医薬品)、化学物質が蓄積される事を防ぐ |
 |
まずは化学物質を使った医薬品を極力摂取しない事。 |
そして食品に含まれる添加物、水道水の化学薬品、生活用品の界面活性剤、殺虫剤、自動車の排気ガス、酸性雨、農薬などの化学物質などを出来るだけ取り込まないような生活を試みることが大切です。
|
元気な人は、蓄積せず体から排出されます。 |
健康な人は体内にこういった化学薬品がはいっても免疫力があるので、蓄積せずに腸から排出させることが可能ですが、化学物質が大量に体内にはいった場合や高齢者など免疫がない方の場合、その排出が追いつきません。
使用することで体内に毒素がたまり、さらなる血液の汚れを招くため、血液浄化に化学薬品での根治はありえません。
但し、降圧剤やワーファリン治療(ビタミンKの働きを抑えて血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎ、通常、静脈 血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、脳血栓症などの治療や予防に用いられます)など、今は服用すべき、というものもありますので、優先順位を考えて行いましょう。
|
|
|
|
 |
Eストレスをためない生活を |
 |
免疫力を上げ、血液をきれいにしたいのであれば、まず腸内環境を整えること。 |
|
ストレスによって気のめぐりが悪くなると、血も滞ります。 悩みや不安を抱えている方の顔色が「青白い」と言われるのはその為です。
またストレスに最も敏感に反応する臓器が腸で、別名「第二の脳」とも呼ばれています。ストレスで急にお腹が痛くなる・・・といった事がありますが、ストレスは腸に直結して反応を起こします。
過度のストレスをかかえこんでしまうと、痛みなどの自覚症状がないまま働きが鈍り、腸内に悪玉菌が増え、毒素をため込んで血液を汚す原因にもなります。
ストレスにより自律神経が乱れると、最悪うつを招きます。難しい事ではありますが、意識して良い食事を取り、良い睡眠をとって自分を守りましょう。
|
|
 |
 |
 |
|
 |